エンライベックス (Enlivex)、RAINトークンの蓄積を通じた世界初の予測市場デジタル資産財務戦略を開始するための2億1,200万ドル (約333億円) の私募および、イタリア元首相マッテオ・レンツィ (Matteo Renzi) の取締役任命を発表
- 私募のクロージング後、エンライベックスはRAINトークンの蓄積を通じて、世界初のRAIN予測市場トークンデジタル資産財務戦略を採用する。
- RAINは完全に分散化された予測・オプションプロトコルで、予測市場エコシステムを再定義し、透明性、自動化、コミュニティ参加を基盤としたオンチェーン市場創出のための強力なプラットフォームを提供する。
- イタリア元首相マッテオ・レンツィ氏が、私募のクロージング後、エンライベックス取締役に任命される。
- エンライベックスは、変形性膝関節症のための画期的な治療薬となる可能性のあるアロセトラ (Allocetra™) の臨床開発を継続する。これは、大きな未充足医療ニーズのある成長中の市場である。
- 1株当たり価格は1.00ドル (約157円) で、前営業日終値から11.5%のプレミアムとなっている。
イスラエル、ネスツィオナ発 , Nov. 26, 2025 (GLOBE NEWSWIRE) -- 臨床段階のマクロファージリプロラミング免疫療法を専門とする企業であるエンライベックス・セラピューティクス (Enlivex Therapeutics Ltd.) (NASDAQ: ENLV、以下「エンライベックス」または「同社」)は本日、上場企業への私募による株式投資 (PIPE) に関する証券購入契約 (以下「本取引」) を締結したことを発表した。本契約に基づき、2億1,200万株の普通株 (またはこれに代わる普通株相当分) を1株当たり1.00ドル (約157円) を売買することになる。この価格は2025年11月21日の終値に対して11.5%のプレミアムとなっており、引受手数料およびその他の募集費用控除前の総調達額は約2億1,200万ドル (約333億円)(米ドルとUSDTの組み合わせで調達) となる見込みである。 エンライベックスは、PIPEによる純調達資金を第1回RAIN予測市場トークン財務戦略の実施に充当する一方、自社の中核事業運営に引き続き注力する意向である。
RAINは、アービトラム (Arbitrum) ネットワーク上に構築された完全分散型予測・オプションプロトコルである。 本プロトコルは完全無許可型であり、誰でもあらゆる市場でカスタムオプションを作成および取引できる。 市場結果はAIで解決可能であり、同プラットフォームは組み込み型のデフレ型買い戻し・バーン (Buyback & Burn) メカニズムが備わっているRAINトークンによって管理される。 予測市場の「ユニスワップ (Uniswap)」となるよう設計されたRAINは、誰でも、どこからでも、上場・非上場を問わず、あらゆる言語であらゆるタイプの市場を作成できるプロトコルである。
「最近、主要予測市場企業への機関投資家の関心が高まっています。NYSE親会社がポリマーケット (Polymarket) に20億ドル (約3,140億円) を投資し、カルシ (Kalshi) はアンドリーセン・ホロウィッツ (Andreessen Horowitz) (a16z) とセコイア・キャピタル (Sequoia Capital) 主導で3億ドル (約470億円) の資金調達を実施しました。この業界は成熟期に入り、強い成長可能性を秘めていると思われます。 本取引のクロージングとRAIN財務戦略の実施により、エンライベックスは、暗号資産業界で最も急成長している分野の一つである予測市場への投資機会を投資家に提供する、初の米国上場企業となると思われます。」と、エンライベックス取締役会議長のシャイ・ノヴィク (Shai Novik) は述べている。 「RAINの分散型プロトコルはブロックチェーン技術を活用し、参加者が将来の出来事に対する期待値を取引できるようにします。当社では、この拡大する市場セグメントにおいて、同プロトコルが主導的な存在となると確信しています。」
ノヴィクはさらに次のように付け加えている。「エンライベックスは、RAINの財務ポートフォリオ管理と並行して、既存事業である変形性関節症治療の新規療法、アロセトラ (Allocetra™) の後期臨床開発にも引き続き注力します。 変形性関節症は圧倒的に多く見られる関節炎で、アメリカでは3,250万人以上、世界では3億人以上が患っています。 マッテオ・レンツィ氏をエンライベックス取締役会に迎え入れ、同氏と共にエンライベックス株主の皆様の価値向上に取り組んでいくのを楽しみにしています。」
同取引は、通常のクロージング条件の充足を条件として、2025年11月25日あるいはそれ以前にクロージングする (以下「クロージング」) 予定となっている。
BTIGは本取引における単独プレースメントエージェントおよび専属の財務アドバイザーを務めている。 グリーンバーグ・トラウリグP.A. (Greenberg Traurig, P.A.) およびフィッシャー (FBC & Co.) (FISCHER (FBC & Co.)) がエンライベックスの法律顧問を務め、DLAパイパー (DLA Piper) およびゴーニツキー・アンド・カンパニー (Gornitzky & Co.) がBTIGの法律顧問を務める。
本プレスリリースは、いかなる証券の販売の申し出、購入申し出の勧誘を構成するものではなく、また、そのような申し出、勧誘または販売が違法となるいかなる管轄区域における申し出、勧誘または販売を構成するものでもない。
エンライベックスについて
エンライベックスは、RAINを中心とした財務戦略を展開する初の上場企業となり、RAINは同社の主な財務準備資産として機能することになる。 新たな財務方針の採用により、エンライベックスは投資家にRAINへのエクスポージャーを提供し、RAINのデジタル資本としての役割を提唱する意向である。
さらに、エンライベックスは関節疾患である変形性関節症の治療を目的とした新規療法アロセトラ (Allocetra™) の後期臨床開発に焦点を当てる事業を展開している。 変形性関節症は圧倒的に多く見られる関節炎であり、アメリカでは3,250万人以上、世界では3億人以上が患っている。 前十字靭帯 (ACL) 損傷のある膝の約半数では、5~15年以内に変形性関節症が生じる。 2040年までに7,800万人のアメリカ人が変形性関節症になると予測されている。 症候性の変形性膝関節症は特に有病率が高く障害を引き起こし、変形性膝関節症の生涯発生率は男性で40%、女性で47%になっている。 米国では、変形性関節症による入院件数は年間100万件以上にのぼり、その主な理由は関節全置換術である。 変形性関節症の負担は甚大であり、患者の痛みとそれに伴う障害を軽減する治療法の必要性は極めて大きい。 同社の知る限りでは、関節の構造的損傷の進行を阻止、遅延、逆転させることが実証され、現在米国食品医薬品局 (Food and Drug Administration: FDA) または欧州医薬品庁 (European Medicines Agency: EMA) によって承認されている医薬品は存在しない。
将来の見通しに関する記述
本リリースには、1933年証券法第27A条 (改正) および1934年証券取引法第21E条 (改正) の意味における将来の見通しに関する記述が含まれている。 これらの将来の見通しに関する記述は、「期待する」、「計画する」、「予測する」、「予定する」、「かもしれない」、「見込む」、「信じる」、「すべきである」、「するであろう」「できるであろう」、「意図する」、「推定する」、「示唆する」、「目標とする」、「可能性がある」といった言葉、および類似の意味を持つ言葉によって識別される。これには、提案中の取引および関連取引の完了の見込まれる利益および時期、本取引による調達資金の予定用途、同社が保有する予定の資産、同社が取得するデジタル資産の予想される将来の市場、価格、流動性、デジタル資産を取り巻くマクロおよび政治的状況、同社の価値創造計画および戦略的優位性、市場規模および成長機会、規制環境、競争上の地位および類似する事業戦略への他社の関心、技術・市場動向、将来の財務状況および業績、ならびに本書に記載されている本提案取引で予想される財務的影響などに関する記述が含まれる。 本プレスリリースに含まれている将来の見通しについての各記述には、実際の結果がそれらの記述で明示または黙示されている結果とは大きく異なる原因となる可能性のあるリスクおよび不確実が存在する。 該当するリスクおよび不確実性には、とりわけ、提案中の本取引が予定通りのタイミングで完了しない、あるいは全く完了しないリスク;取引および提案されているデジタル資産財務戦略で予想されている利益が実現しないリスク;事業、市場、金融、政治および規制環境の変化;RAINおよびその他の暗号通貨の価格が極めて変動しやすい性質を含む、同社の運営および事業に関連するリスク;同社普通株の価格が、同社が保有するデジタル資産の価格と高い相関性を示すリスク;同社が現在および将来事業を展開する業界における競争激化に関連するリスク;デジタル資産全般に関する重大な法的・商業的・規制的・技術的不確実性に関連するリスク;米国および外国における暗号資産の税務上取扱いに関連するリスク;並びに同社が証券取引委員会 (Securities and Exchange Commission) に提出した書類に記載されたリスクおよび不確実性が含まれる。 本プレスリリースの将来の見通しに関する記述は、本発表の日付時点のものであり、適用される法律で義務づけられている場合を除き、同社ではこれらの記述を更新または改訂する義務を負わない。
エンライベックス問い合わせ先
シャハー・シュロスバーガー (Shachar Shlosberger)、CFO
エンライベックス・セラピューティクス
投資家向け問い合わせ先
KCSAストラテジック・コミュニケーションズ (KCSA Strategic Communications)
ジャック・パーキンス (Jack Perkins)
