調査: 事業者スポンサードRCSは一般ユーザーの心とブランドの予算を獲得するだろう
最近の調査によって、最新のメッセージング機能に対する一般ユーザーのニーズが明らかに。ただし、事業者は新たなメッセージングサービスの中核として、プライバシー、セキュリティ、人対人機能を重視する必要あり
ニュージャージー州ブリッジウォーター, March 12, 2020 (GLOBE NEWSWIRE) -- シンクロノス (Synchronoss、NASDAQ:SNCR) が実施したフォーカスグループの結果によれば、米国は現在、事業者がスポンサーとなり、ブランドターゲット化されたリッチコミュニケーションサービス (Rich Communications Services:RCS) ベースの最新メッセージングの主要市場として注目を浴びている。あらゆる世代の米国の一般ユーザー十数名を集めて、それぞれのモバイルメッセージングの流儀について話し合ってもらった結果、シンクロノスは、RCSの価値を事業者およびブランドに示して、契約者のエンゲージメントを高め、新たな収益を生み出すことが可能であるとの結論に達した。
RCSは、使いやすく、機能が豊富で、インタラクティブで、全事業者を対象とする最新メッセージプラットフォームであり、すべてのモバイルデバイスで利用可能となる。こうした事業者主導のメッセージングの進化は、最新のマルチメディア機能をテキストメッセージに取り込むだけでなく、現時点では複数のアプリを使って行っている作業を、友人、家族、サービスが登録された単独の連絡先リストのみを使って単独のメッセージングプラットフォームから実行する能力をユーザーにもたらす。
RCSは、設計時点からプライバシーに配慮した強力なダイレクトマーケティングエコシステムとしても機能し、事業者が各ブランドに提供できる。ブランド側では、パーミッションベースで、安全にパーソナル化された新たなコミュニケーションチャンネルを活用し、SMSの高度なオープン性、応答性、クリック率といったメリットを享受できる。それと同時に、事業者は、従来のビジネスライン以外の新たな収益の可能性を手にすることとなり、契約者プライバシーの保護という観点からの高い評価も得られる。
クラウド、メッセージング、デジタルおよびIoTプロダクトの世界的なリーダー企業であり、2018年5月に日本の主要事業者3社によって開始されたRCS対応+Messageサービスを支えるプロバイダーでもあるシンクロノスは、フォーカスグループの参加者に、彼らの現在のメッセージング行動について質問し、RCSの多彩な機能を紹介した。その結果を受けての議論では、利便性を備えた事業者スポンサードRCSへの明確な需要と、この新しい形態のモバイルコミュニケーションに対する高い関心の根底にある事業者への信頼感が示された。
シンクロノス社長兼CEO、グレン・ルーリー (Glenn Lurie) は次のように述べている。「現時点でのメッセージングサービスに対する認識について質問したところ、参加者は、『メッセージング』と『テキストメッセージ』とを明確に区別していました。メッセージングは、Facebook Messenger、WhatsApp、Instagramなど、メッセージングアプリで行うもの。『テキストメッセージ』はそれら以外の領域で行うものであり、別物であると考えられています。一般ユーザーにとって、テキストメッセージは文字通りの意味を持っています。」
事業者にとって、これは好都合である。一般ユーザーは異なる用途で複数のメッセージングアプリを使用しているが、その一方でほとんどの一般ユーザーはテキストメッセージを利用し、大量にテキストメッセージを送っている。一般ユーザーは、安全かつ信頼性が高いという理由で、従来型のテキストメッセージサービスを安心して利用している。そして、個人的な連絡先はすべて、テキストメッセージの利用者であると考えている。しかしこうした事情は必ずしもメッセージアプリには当てはまらない。実際、最も使用頻度の高いメッセージングアプリは、iMessageやAndroid Messagesなど、SMSおよびデバイス中心のメッセージングサービスを統合した、最初から搭載されているネイティブなアプリである。こうしたSMS指向、SMSへの信頼感は、事業者スポンサードRCSが、一般ユーザーがテキストメッセージングに抱いている忠誠心の上に成り立つ可能性を強く示している。
RCSの機能は多岐に渡る。ここには、基本的な人対人のチャット機能の他、予約サービスやスケジューリングサービス、RCSアプリからの商品の直接購入など、「モバイルアプリ」風の体験が含まれている。フォーカスグループのメンバーは、友人、家族、お気に入りのブランドが含まれる、ワンストップの単独メッセージングアプリで、デジタルライフを過ごすというアイデアに対しては受容的であった。彼らは、複数のアプリのわずらわしさを解消して、モバイルコミュニケーションを1つの統合ツールに集約するという構想に好意的だった。こうしたツールは、扱いにくく不便な複数のメッセージングアプリが原因で起こる障害を取り除き、複数のアプリがデバイスのメモリーを大量に消費してしまう状況を改善する。
この調査では、一般ユーザーのモバイルメッセージングの好みを把握できただけでなく、事業者にとってもいくつかの発見があった。
ルーリーは語った。「この調査からは、3つの教訓が得られました。まず、事業者は、人対人のコミュニケーションを最優先に考えることで、RCSは、メッセージングだけでなく、日々のテキストメッセージにも使用されるアプリであると認識されるようにする必要があります。次に、事業者は、一般ユーザーが自分のお気に入りのブランドとのインタラクションを簡単に制御できるように、アプリ対人機能を迅速に導入する必要があります。最後に、事業者は、一般ユーザーがRCSを100%安全なアプリだと信じられるように、プライバシーとセキュリティを最優先に考える必要があります。RCSは、事業者およびブランドにとって、大きな可能性をもたらします。一般ユーザーはその機能を歓迎し、ブランドはその安全で集約的なマーケティングチャネルとしての可能性を歓迎するでしょう。」
このフォーカスグループによって明らかになった事実の詳細については、ホワイトペーパー「事業者スポンサードRCSはいかにユーザーの心とブランドの予算をつかんだか (How operator-sponsored RCS can win consumer hearts and brand budgets)」を参照のこと。ダウンロード先はこちら:
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シンクロノス・テクノロジーズ (Synchronoss Technologies) (NASDAQ: SNCR) は、世界中の何億もの登録ユーザーをサポートするクラウド、メッセージング、デジタル、IoTの各分野の製品およびプラットフォームにおいて、企業の新たな収入源の開拓、コストの削減、ユーザー満足度の向上を実現する方法に変革をもたらしている。同社の安全で拡張性に優れた画期的な新テクノロジー、信頼できるパートナーシップ、優秀な人材は、TMT企業の事業拡大戦略に大きな変化をもたらしている。詳細については、を閲覧されたい。
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