ラントロニクス (Lantronix)、シームレスなテレダインFLIR (Teledyne FLIR) のサーマル統合により次世代AI対応カメラソリューションを支援
高度なOpen-Q SoMが、ドローン、ロボット工学、監視アプリケーションにおけるAI搭載の視覚ナビゲーションを加速
カリフォルニア州アーバイン発, March 04, 2025 (GLOBE NEWSWIRE) -- AIエッジインテリジェンスを可能にするIoTソリューションのコンピューティングおよびコネクティビティの世界的リーダーである (NASDAQ: LTRX) は、本日、ハードウェアおよびソフトウェアを含む同社の高性能Open-Q™システムオンモジュール(SoM) ソリューションをテレダインFLIRの熱赤外線 (IR) カメラモジュールおよび組み込みソフトウェアとシームレスに統合したAI搭載カメラ技術の画期的な進歩を発表した。 この統合により、自律型ナビゲーション/ドローン、監視、ロボット工学の分野における次世代のAI対応カメラソリューションの開発が加速される。
Qualcomm Dragonwing™ QRB5165およびQCS8250プロセッサプラットフォームをベースとした、ラントロニクスの最先端のOpen-Q SoMを搭載したこのソリューションは、AI駆動の状況認識、高度な演算画像処理、リアルタイムの意思決定に比類ない処理能力を提供する。 ラントロニクスのシームレスな技術統合により、開発者は高性能で、サイズ、重量、消費電力 (SWaP) が最適化されたAIカメラソリューションを構築することができ、イノベーションの限界を押し広げることができる。
AIエッジインテリジェンスの最前線に立つラントロニクス
ラントロニクスの最高戦略責任者であるマティ・グルサミー (Mathi Gurusamy) は次のように述べている。「ラントロニクスのOpen-Q SoMを使用すると、開発者は長寿命、信頼性、継続的なイノベーションを実現する、業界をリードする組み込み型コンピューティング技術に支えられていることがわかり、自信を持ってAI搭載ソリューションを構築できます。」 同氏は次のように付け加えた。「ラントロニクスは、テレダインFLIRの高度なサーマルカメラモジュールと統合することで、開発と展開を簡素化しながら性能を最大限に引き出すターンキーの組み込みAIソリューションを提供します。」
高度なAIと熱処理
ラントロニクスがテレダインFLIRプリズムをQualcomm Dragonwing QRB5165およびQCS8250プラットフォームに統合することで、高度なサーマル画像信号処理 (ISP) とAI機能がエッジデバイスにもたらされる。 主な機能は以下のとおり。
- プリズムISP:超高解像、タービュランス緩和、大気による不明瞭補正、ノイズ除去、画像フュージョン、電子安定化、局所コントラスト強化。
- プリズムAI:リアルタイム物体検出、モーションターゲット表示、ビデオフレームレートでの高速ターゲット追跡。
ラントロニクスのOpen-Q SoMはテレダインFLIR Hadron™可視光・サーマルデュアルカメラモジュールおよびBoson®サーマルカメラモジュールを完全にサポートしており、複数のMIPI-CSIカメラインターフェースでカラーと赤外線のビデオを同時にキャプチャできる。 主な構成は以下のとおり。
- ハドロン・カメラ:Android™を実行するDragonwing QCS8250プロセッサを搭載しているラントロニクスOpen-Q 8250 SoMと統合。
- ボストン・カメラ:Linux®上のDragonwing QRB5165プラットフォームを活用し、ラントロニクスの超小型Open-Q 5165 SoMと統合。
テレダインFLIRとラントロニクスの提携について
テレダインFLIR OEMの製品管理担当バイスプレジデントであるマイケル・ウォルターズ (Michael Walters) は次のように述べている。「ラントロニクスとの提携により、サーマル機能を備えたAIベースのプラットフォームを開発するインテグレータに柔軟性をお届けします。」 「当社のSWaP最適化赤外線カメラモジュールと超低消費電力型の組み込みソフトウェア処理能力は、サーマルマネージメントを簡素化し、自律型アプリケーションのバッテリー寿命を延長します。」
ラントロニクスOpen-Q 5165:AIとエッジコンピューティングに最適化
ラントロニクスのは、強力なDragonwing QRB5165プラットフォームをベースにした、超小型 (50mm x 29mm) で量産準備が整い、事前認証済みのSoMである。 機能は以下のとおり。
- Qualcomm Spectra™ ISP、Qualcomm® Adreno™ GPU、Qualcomm® Hexagon™ DSP
- 第5世代のQualcomm® AIエンジンは、前世代の2倍の性能を持ち、毎秒最大15兆件の演算が可能
- Wi-Fi 6接続、高度なカメラ機能、多数の高速インターフェース
ラントロニクスは、2025年3月13日~15日にドイツのニュルンベルクで開催されるエンベデッド・ワールド (Embedded World) の第5番ホール/5-161のクアルコム・テクノロジーズ (Qualcomm Technologies) のブースで、同社のSoMを展示する。
ラントロニクスについて
ラントロニクスは、スマートシティ、企業、輸送など、高成長市場をターゲットとするコンピューティングおよびコネクティビティのIoTソリューションの世界的リーダーである。 ラントロニクスの製品およびサービスは、AIエッジインテリジェンスを可能にするカスタマイズ可能なソリューションを提供することで、企業が成長中のIoT市場で成功を収められるように支援するものである。 ラントロニクスの最先端ソリューションには、インテリジェント変電所インフラ、インフォテインメントシステム、ビデオ監視システムが含まれており、クラウドおよびエッジコンピューティング向けの高度なアウトオブバンド管理 (OOB) で補完されている。
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