アンビック (Ambiq)、デュアルモードBluetooth接続を備えた常時稼働エッジを駆動するアポロ510ライトSoC (Apollo510 Lite SoCs) を発表
新型アポロ510ライトSoCシリーズは、画期的なエネルギー効率とAI性能を実現し、よりスマートで長寿命な接続デバイスを可能にする
テキサス州オースティン発, Oct. 29, 2025 (GLOBE NEWSWIRE) -- 超低消費電力半導体およびAIソリューションの大手プロバイダーであるアンビック・マイクロ (Ambiq Micro, Inc.)(以下「アンビック」)は、アポロ5ファミリーの最新モデルであるアポロ510ライト・システムオンチップ (SoC) シリーズ (Apollo510 Lite System-on-Chip (SoC) Series) を発表した。 エッジにおける常時稼働型インテリジェンスへの需要増大に対応するため設計された本シリーズは、高度なAI処理、マルチプロトコル無線接続、業界をリードするエネルギー効率を実現する。これにより、ウェアラブルや医療機器から産業用IoTセンサー、スマートビルに至る次世代デバイスが駆動できる。
エッジにおける可能性の変革
アンビックのCEOである江坂文秀 (Fumihide Esaka) は次のように述べている。「アポロ510ライト・シリーズは、拡張しつつあるアンビックの超低消費電力AIソリューションのポートフォリオにおける重要な前進であり、エッジAIの力をウェアラブル、ヘルスケア、産業、スマートホームアプリケーションなど、より幅広いデバイスと用途にもたらします。」 「このマイルストーンは、電力や性能に妥協することなく、あらゆる場所でインテリジェンスを実現するという当社のコミットメントを裏打ちしています。」
エッジAIの効率を飛躍的に高める
アンビックの独自技術であるサブスレッショルド電力最適化技術 (Subthreshold Power Optimized Technology, SPOT®) プラットフォームを基盤とするアポロ510ライト・シリーズは、M4またはM33の類似ソリューションと比較して、16倍以上の高速性能と最大30倍のAIエネルギー効率を実現している。 この性能の飛躍により、デベロッパーは健康分析、センサーフュージョン、音声認識などの高度なAIワークロードを展開できるようになり、同時にコネクテッドデバイスのバッテリー寿命を劇的に延ばすことができる。
アポロ510ライト・シリーズのハイライト
- 高性能コンピューティング:最大250MHzのArm® Cortex®-M55アプリケーションプロセッサ、turboSPOT®およびHelium™テクノロジーの搭載により、効率の高いAIアクセラレーションを実現。
 - 専用コプロセッサ:48/96MHz Arm Cortex-M4Fコプロセッサにより、最適化された無線およびセンサーフュージョンタスクを実現。
 - 拡張メモリ:2MBのRAMと2MBの不揮発性メモリ、命令/データ専用キャッシュにより、高速実行が可能。
 - 高度な接続性:  
- +14 dBmの送信電力のBluetooth®ローエナジー (Low Energy) 5.4で、堅牢な信号性能を実現。
 - デュアルモードBluetooth (Classic + LE) で低消費電力オーディオと下位互換性を実現。
 
 - 内蔵セキュリティ:secureSPOT® 3.0とArm TrustZone®、セキュア・ブート、認証済みファームウェアアップデートでデータを保全。
 
このシリーズは、
アポロ510ライト (BLE無線なし)、アポロ510Bライト (BLE対応)、アポロ510Dライト (デュアルモードBluetooth) の3つのバージョンで発売されている。
発売時期
アポロ510ライト・シリーズは現在サンプル出荷中で、量産は2026年第1四半期を予定している。 技術的な詳細、開発ツール、注文情報については、を参照されたい。
アンビックについて
テキサス州オースティンに本社を構えるアンビックの使命は、超低消費電力半導体ソリューションを提供することで、インテリジェンス (人工知能 (AI) およびそれを超えたもの) をあらゆる場所で実現することである。 同社は、消費電力の課題が最も深刻であるエッジで、お客様がAIコンピューティングを実現できるようにしている。 特許取得済みの独自技術であるサブスレッショルドパワー最適化技術 (SPOT®) を基盤とするアンビックの技術革新は、従来の半導体設計と比較して消費電力を根本的に数倍改善する。 同社は現在までに2億8,000万以上のデバイスに電力を供給している。 詳しくは、を参照されたい。
将来の見通しに関する記述
本プレスリリースに含まれる記述のうち、過去の事実でないものは、将来の見通しに関する記述である。 将来の見通しに関する記述は、「信じる」、「予想する」、「かもしれない」、「予定する」、「すべき」、「求める」、「意図する」、「計画する」、「推定する」、または「見込む」などの言葉、または同社の戦略、計画、予測、もしくは意図に関わる同様の表現を含んでいることで特定することができる。 将来の見通しに関する記述は、その性質上、過去の事実についての記述や将来の業績の保証ではなく、アンビックが米国証券取引委員会 (Securities and Exchange Commission) に提出した書類の「リスク要因 (Risk Factors)」のセクションに記載されている事項を含めた、予測や定量化が困難なリスク、不確実性、仮定や状況の変化の影響を受ける。 アンビックは、適用される証券法で義務付けられている場合を除き、新しい情報、将来の展開、その他の結果にかかわらず、将来の見通しに関する記述を更新または見直す義務を負わない。
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